コーポレート
概して、効率的かつ秩序のある企業は、法務及び経営の適切な体系化を日常的に実行されているかと存じます。当事務所の業務は、クライアントのコーポレート案件のすべてを現状に適した状態に維持するために、クライアントに影響を与える可能性のある法改正に対応し、結果として経営者がビジネスの本質的な問題に全力を注ぐことが可能とすることと考えております。
会社の繁栄は内部要因だけではなく、コントロール不可能な外部要因(マーケットの動向、経済や金融の状況等)によるところも大きいことを現実は示しています。会社が逆境に陥った場合、その状況下での継続性を保証すると同時に、より良い状況への準備のために、防御と適応のメカニズムを繋げてゆく必要があります。多くの場合成功と失敗の明暗は、適切な対策の導入時期によって分岐することとなります。当事務所はこれを念頭に、企業のリストラクチャーのための法的アドバイス及び解決方法を適時提供し、特に人員の調整や債務の整理、契約条件に関する再交渉等の会社の決議事項の実行支援をいたします。
危機のフェーズの回避、克服のための措置が不十分に終わる原因は、必ずしも一連の不適切な決定によるばかりではなく、外部の不可避な要因に拠る場合もあります。しかし、いかなる場合においても、危機的状況にある会社経営者の個人責任を回避するには、適時適切な措置を講ずることが重要となります。当事務所は、危機的状況にある企業の利益保護のためのアドバイス、倒産前及び倒産手続きにおいて、債務者または債権者である場合の両方のケースにおいてアドバイスをいたします。